京都「妙覺寺」非公開エリアの奥書院と祖師堂を巡る特別拝観ツアー −お茶・お菓子付き−
7 +
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体験の概要
1378(永和4)年に四条大宮に創建された、日蓮宗の由緒寺院のひとつ「妙覺寺」。1483(文明15)年に足利義尚の命により二条衣棚に移転し、国宝「洛中洛外図」にもその広大な建物が描かれています。本体験では、僧侶が織田信長や斎藤道三など寺院ゆかりの人々にまつわる歴史を解説しながら、山内をご案内。通常は立ち入ることのできない奥書院や祖師堂を巡り、僧侶による読経および太鼓を使用した唱題を拝聴します。
体験の特徴
・妙覺寺の歴史を解説しながら僧侶が山内をご案内するOtonami限定プラン。
・通常非公開の奥書院や国指定重要文化財をご覧いただけるプライベートツアー。
・一般公開されていない祖師堂を貸し切りで参拝し、僧侶による読経や唱題太鼓を聴くことができます。
11,000円〜
(名/税込)
2〜6名
約120分
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詳しい内容
織田信長が常宿として何度も訪れた寺院
日蓮宗の由緒寺院である「北龍華具足山 妙覺寺」。茶道の三千家の本部が集まり、歴史的な町家が建ち並ぶ茶道通りのほど近くにあります。かつては、足利義輝や織田信長、伊達政宗など様々な歴史上の人物の宿所となり、千利休によるお茶会も開かれた寺院です。
なかでも信長の一番の定宿であり、信長が京都を訪れた20数回のうち18回はここに宿泊したそう。本能寺の変の際は、信長の長男・信忠も宿泊していました。「洛中洛外図」に描かれるほど大規模な敷地を誇り、塀で囲まれていたため兵士を隠すのに適していたといわれています。
妙覺寺は、いずれも京都にある妙顕寺、立本寺と共に山号を「具足山」と称し、「龍華の三具足」と呼ばれています。本堂、祖師堂、華芳塔堂、華芳宝塔、大門は京都府の指定有形文化財、木造日蓮坐像は国の重要文化財に登録され、一般の方は通常は個人で立ち入ることができません。非公開エリアはもちろん、自由に参拝するだけではわからない山内の隠れたポイントを知ることができるご案内付きツアーは、Otonami限定のプラン。奥書院や、通常非公開の日蓮坐像など、国指定重要文化財を間近で拝見できます。日蓮宗独自の太鼓や鳴らし物を用いた大迫力の唱題もプライベート鑑賞できるため、贅沢かつ貴重な体験となるでしょう。
妙覺寺には、美濃の戦国大名・斉藤道三が「美濃を信長に譲る」と記した遺言書が所蔵され、間近に見ることができます。他にも、国指定重要文化財の盂蘭盆御書(うらぼんごしょ)や、狩野派が扉絵を手がけた華芳堂、日蓮聖人像が祀られた祖師堂、趣の異なる3つの庭園「松の庭」「法姿園」「丸窓の庭」など、数々の見どころがあります。
趣の異なる3つの庭園を巡り、本堂を参拝
山内を案内してくださる僧侶が山門でお出迎え。貫主さまに仕える僧侶の役割や、日蓮宗の本山である妙覺寺の歴史や由来について伺いながら方丈へと向かいます。妙覺寺の山門は、豊臣秀吉により建設された聚楽第の裏門を移築したもの。城門と同様の造りのため、貴重な遺構とされています。
方丈の入り口には、絵師・木村英輝氏により寄贈された美しい絵画が飾られ、本堂に赴く際、立派な松の木と杉苔に包まれた風情ある景観が広がる「松の庭」と、仏様の石像が佇む「円窓の庭」を堪能することができます。
本堂では、日蓮宗の教えである法華経のお話をはじめ、斉藤道三と織田信長の縁の深さなどについて伺います。日蓮聖人が比叡山で修行していた頃に書き写したという、法華経を納めた華芳宝塔を祀った「華芳堂」も拝見できます。
本堂から望む法姿園は、見る人に何かを問いかけるようなものではなく、特に意味をもたせず「ありのままに見てほしい」という想いが込められた「自然庭園」。苔庭の上にもみじが広がるシンプルで美しい景色は心が和みます。春と秋に行われる特別拝観の際に公開されますが、季節を問わず、貸し切りプライベートツアーでご案内いただけるのはOtonamiプラン限定。開放感あふれる心地よい空間を贅沢に堪能できます。
奥書院でお菓子とお茶をいただき僧侶と歓談
庭園と本堂をご案内いただいた後は、奥書院でひと休み。奥書院はごく内向きの接客に使われる座敷のため、一般公開されておらず、通常は立ち入ることはできない場所です。京のおせん処「田丸弥」の名物薄焼きせんべい「白川路」とお茶をいただきながら、僧侶と歓談の時間を過ごします。白川路は、皇室御用達のお菓子として人気を博す、弘法大師ゆかりの一品。やわらかな口あたりと上品な味わいが特徴です。
妙覺寺は、二条衣棚へ移転した後、1536(天文5)年の法難で焼失するもすぐに再興。その後、豊臣秀吉の命によって現在地へ移転された経緯や、織田信長と斎藤道三の関係についてさらに詳しく学びます。特別な空間で過ごす時間に、感慨深い気持ちになります。
祖師堂で僧侶による読経と唱題太鼓を拝聴
祖師堂は、年2回の特別拝観の際にも立ち入りができない非公開エリア。本堂からつながる入り口付近には涅槃図が所蔵され、広々としたお堂には豪華な装飾が施されています。中央に日蓮聖人、左に日朗聖人、右に日像聖人のご尊像をお祀りし、日蓮聖人像は国の重要文化財に指定されています。三菩薩をお祀りしている祖師堂は、華洛根本の御影堂として広く信仰を集め、あまたの災厄を乗り越え今もなお、厳然と屹立しています。
祖師堂では、僧侶の導きにより、呼吸を整える瞑想法「深心行」を体験。日蓮宗特有の様々な鳴らし物「木柾」「印金」「金丸」「太鼓」について、それぞれの音や使用法などを詳しくご紹介いただけます。さらに読経と唱題太鼓を聞くことができ、荘厳華麗な装飾が施された堂内に力強く響きわたる僧侶の声と太鼓の演奏は圧巻。お時間やご希望があれば、太鼓を叩いてみることもできます。
名刹をプライベートツアーで巡る特別な体験
通常立ち入ることのできない非公開エリアを含め、僧侶が寺院の歴史を説明しながら山内を案内する特別プラン。おみやげに、本堂の御宝前で拝見したお曼荼羅が描かれたお守りをいただけます。
祖師堂で僧侶による読経や唱題太鼓を堪能できる貸し切り特別拝観ツアーは、普段あまり寺院に訪れる機会がなくても、気軽に参拝できる良い機会。体験に参加したあとは、心がリフレッシュされそうです。
提供 妙覺寺
提供
妙覺寺
日蓮宗の由緒寺院のひとつである妙覺寺。織田信長をはじめ数々の歴史上の人物の宿所となった寺院は、3つの美しい庭園を有し、斎藤道三による遺言状も所蔵している。新緑が美しい5月と紅葉が見頃を迎える11月にのみ特別公開が行われる、通常非公開の寺院。
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お客様の声
数ある京都の寺院の中でも、妙覺寺の庭園の美しさは心に残ります。日蓮宗の読経と唱題太鼓を聞くのははじめての経験で、山内の静寂さとの対比を感じられました。特別参拝の際にも入ることができない奥書院と祖師堂で、僧侶のお話を伺いながら、ゆったりとした貴重な時間を過ごせたことに感謝します。
40代 女性 大阪府
開催場所
妙覺寺 山門前
〒602-0007 京都府京都市上京区下清蔵口町
・京都市営地下鉄烏丸線鞍馬口駅下車 徒歩約10分
・JR京都駅より車・タクシーで約20分
・京都市営バス9・12・67系統で天神公園前下車、徒歩約2分
・京都市営バス9・12・67系統で堀川寺ノ内下車、徒歩約8分
予約について
催行決定日よりご希望の日付を選択してください
催行日時│不定期開催 10:00〜
※日により開始時間が異なる場合があります。詳しくは催行決定日の日付をクリックして、開始時間をご確認ください。
2024年4月
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残数僅か
受付終了
開催なし
〇即時予約は、Otonamiサイト上で予約が完了した時点で予約が確定します。
□リクエスト予約は、お客様のリクエストに沿って空き状況を確認、後日予約の受付可否をご連絡します。
料金
11,000円(名/税込)
料金に含まれるもの 体験料、施設利用料、講習料、拝観料、飲食代(お茶・お菓子)、おみやげ代
催行人数
最少催行人数:2名(予約期限までに最少催行人数に満たなかった場合、本体験は開催されません。ご了承くださいませ)
※1回6名限定
※1名からご予約いただけます
※春季(通常5月)と秋季(通常11月)の特別拝観シーズンは、一部一般のお客様と一緒に拝観する場所がございます
体験の流れ
1.妙覺寺 山門前に集合(体験開始の10分前にお集まりください)
2.山内のご案内(約45分)
3.奥書院にて休憩(約25分)
4.祖師堂にて僧侶による読経や唱題太鼓を拝聴(約40分)
5.おみやげのお渡し(約10分)
6.解散
※上記の流れは目安です。当日の状況によって変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
キャンセルポリシー
開催7日前を過ぎてのキャンセル:ご予約料金の100%
お持ち物
特にございません。
服装
堂内での帽子の着用はご遠慮ください。
※特別な理由のある場合を除く
お支払方法
クレジットカードでの事前決済となります。
参加条件
6歳以上、12歳未満の方は保護者の同伴が必要です。
予約期限
開催日の7日前まで。
特記・免責事項
やむを得ない事由により中止になる場合がありますのでご了承ください。
よくあるご質問
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